時々お客様からご質問を受けますので
今日は、きっかけについてお話しいたします
きっかけは19年前
その頃の私は夫婦で名古屋の伏見という場所で日本料理のお店を開いたばかりでした
名古屋商工会議所のセミナーにあった「起業支援セミナー」という名南経営の佐藤澄夫先生のセミナーに参加
そのセミナーで知り合った方が面白い人がいるから是非紹介したいと最後の懇親会に連れてこられた方が
私の師匠、紗羅餐(さらざん)の服部さんでした
面白半分が・・・
「良かったら蕎麦打ちにおいでよ」と言われてこっそり文化センターの体験教室に行きました
それまでに、パン作りやお菓子作りを習っていたのでちょっとは自信があったのに
最後のそば切りのところで、見るも無残な太さになってしまいました
写真はイメージです(ほぼこんな感じでした)
ショックでしたね~
家族からは『きしめん』だの『パスタ』だのと言われ
その日はトマトソースパスタにしましたよ^^;
悔しさから本気に・・・
悔しくって悔しくって・・・何がって!
蕎麦を簡単に思っていた自分がすごく悔しかった
だから、形になるまで通いたいと
師匠にお願いして星崎の修行場に毎日通いました
ある程度、形になったころ
「どのくらい打てば上手になりますか?」と師匠に尋ねたら
「100回も打てば、素人にしてはめちゃくちゃ上手い!と言ってもらえるよ」
と言われたので、目標を100回に変えました
100回になる前に蕎麦打ち職人の決意
蕎麦打ちって、いたってシンプル
簡単に言えば、水を加えてまとめて伸ばして切るだけ!
あっ!これ
始めて師匠から直接教わった時に手順を聞いたら返ってきた言葉・・・
(私が通っていた頃は、スパルタでした^^;)
いくら言葉で聞いても実際に自分が体験して感覚を感じないと習得はできません
何回も何回も失敗を繰り返し、1年間毎日打たないと気候の変化や蕎麦の状態もつかめません
そのシンプルがゆえに難しい蕎麦打ちの中にお茶の道にもつながる精神を感じました
この頃はまだ、お稽古していました・・・^^;
こんなところがきっかけです
始めに蕎麦打ちに通い始めたころは、まさか自分が蕎麦打ちで食べていくなど
思いもしていなかったんです
それどころか、1人で蕎麦打ちで食べていこうと思うのはもとずっとずっと先の先
ほんの数年前
次は、蕎麦打ちから学んだことについてお話いたします
ここまで読んでいただいてありがとうございました(*^^*)
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