ちくちくとは縫物のことです

こうやってチクチクするのが

私のストレス発散法です

母からはよく、「余計に肩も凝るし疲れるでしょう!?」と言われますが

むしろ、ちくちくしない方が余計にストレスが発散できず疲れます

 

ちくちく(縫物)がなぜ疲れないのか?

それはもう、好きだからです!

 

無心になれるし

平面から立体ができたりするし

想像力が広がります

 

めんどくさがり屋なので

製図のいらないものが好きです

和裁とか、洋裁なら立体裁断

感覚で生きているタイプなので・・・^^;

 

この感覚でというところが

私にはストレス発散の源のような気がいたします

 

達成感は欲しい!

ま、マニアックというかオタク的というか

あまり普通な感覚ではないようなので

ひたすら運針というのも嫌いではありません

自分なりに運針の目標とか作っちゃいますから・・・^^;

 

でも、やはり達成感はあった方が楽しいし

いつでも新しい発見が好きなので

何か小物を作るのが好きです

 

好きすぎて困ることも・・・

同じように好きなのが修理やリサイクル

 

修理と言ってもカスタマイズが強すぎて

購入したブランドショップに行きづらいくらいに変えてしまうますぅ。。。

ショップの定員さんってご自分のブランドの商品を決して忘れないので

必ず「あれ!?・・・」みたいな感じになります

もうひたすら、「変えてしまって、すみません!すみません!」と

ひたすら謝ってしまう結果になります・・・

 

そこはね、もとデザイナーなので本当に申し訳ないと思っているんですよ~

 

どうして楽しいのかというと

やっぱり

命が吹き込まれるというところでしょうか!?

もう、捨てられるような運命の物でも

新しく生まれ変われば

また、新しい使命が宿ります

 

たとえばね

この敷物

コースターとでもいいましょうか

 

この生地は

先日まで使っていた

キッチンとお客間との間の暖簾(のれん)でした

 

長年使っており、破れがあり

暖簾としては使えなくなったので

縫い目をほついて

敷物に作り替えてみました

穴糸(ボタンホールを手縫いで作るときとかに使う太めの糸)で

フリンジもつければ可愛いでしょ^^

 

さらに染色も考えていますよ~

今、手染め用にひたすら

有機栽培or無農薬栽培の玉ねぎの皮を大量に集めています

そして今年は、ミントが沢山根ずいてくれたので

(このミントは、保険のセールス時代のお客様が、お庭のミントを

ご来店時にくださったものを水栽培で根を伸ばしてから地植えしたものです

有難や有難や・・・気持ちが形になってうれしい^^)

ミント染めができたらいいな~と思っています

 

役目を考えたらいつまでも一緒にいられます

昔から日本人は物を大切にしてきました

着物の生地も傷んだら布団カバーや座布団カバーにしたり

浴衣の生地は新品より柔らかくて肌触りがいいので

あえて、おむつにしたものです

さらに、おむつの後は雑巾にしたりと

本当に使い尽くします

 

冥利に尽きる

みょりにつきる

とは、これ以上の幸せはないという意味です

 

たとえ1枚の布切れだとしても

最後の最後までお役目があったら

そんな冥利に尽きることはありません

 

 

着られなくなったから・・・

流行外れになったから・・・

気に入らなくなったから・・・

と言って捨ててしまうと終わってしまいますが

もう一度何かに役立つかもし得ないと思うと

たとえ1枚の布切れであっても

使命が宿ります

 

 

ほとんどの物がウエスとして使えます

リサイクルにしている余裕などない

と言いう方でも使えるのが「ウエス」

もともとは「ウエイスト」Wasteがなまった呼び方ですが

古着や古布を利用して雑巾代わりにするものです

 

 

食器の汚れにウエスを使ってください

食器を洗う前に

汚れ(特に油汚れ)をウエスでぬぐい取ると

洗剤(私は石鹸ですが)もそれほど必要でなくなりますし

下水管を汚さず、しいては地球を汚さず

環境にやさしい行動になります

 

この様に

ちくちく作業の先には

物の命を大切にするという考えがあるのです

これが私たちの祖先が大切にしてくれた考えで

これからの私たちの考えの源になるのだと思います

和文化の考え

大切にしたいですね

 

 

 

 

 

ちくちくの大切なこと

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