女子のお1人様が増えています

当店のお客様は比較的女性が多いのですが

最近は女性お1人様でのご利用が増えています

女性お1人様でも入りやすい蕎麦屋を目指している私としてはとても嬉しいです

 

また、カップルでのご来店でも

女性が蕎麦を食べたいと言ったからというケースが多いようです

 

お買い物をしていたら・・・

先日、久しぶりにデパートにお買い物に出かけて際に

エスカレーター乗っていた時のこと

大学生ぽい女子数人が後にいて

1人の女性が「あ~美味しい蕎麦食べたい~!!」と

いいました。

もうね、振り向いてお店の宣伝しようかと思ったら

急いで出てきたから。。。

お店ののフライヤーをもってなかった・・・チーン・・・残念

 

そもそも蕎麦は美容にも良い女性の味方

蕎麦には「ルチン」というとても身体に良い成分が含まれています

よく言われるのが

血管を強くしたり、血液をサラサラにしたり、胃腸を整えてくれるという事ですが

なんと、身体の中でコラーゲンを生成しやすくしてくれるのです

決してコラーゲンを作るわけではありませんが

生成し易くしてくれるなんて素敵じゃないですか?

 

ちなみに私、自分でいうのもなんですがお肌つるつるでございます

(まあ、自由気ままだからかもしれませんが・・・)

 

個人様あると思いますが、蕎麦の効果も否めません

 

欧米ではダイエット食の位置づけ

GI値の高い小麦粉と比べて蕎麦は低GI食品と言われています

食べても血糖値が上がりづらく太りにくいのです

それだけでなく、蕎麦には栄養価の高い「ルチン」という栄養価の高い成分が含まれています

毎日ざる蕎麦1枚食べると1日の必要成分が取れると言われています

美容も健康も補ってくれる蕎麦は毎日食べたい食品でもあります

 

蕎麦は縄文時代から食べられていた

実際には、もっと古い資料もあると聞きます

蕎麦は、作付けも簡単で肥料がいりません

むしろ、肥沃な土地では実が付きません

火山灰でも育つのが、蕎麦とさつまいもと言われているくらいです

 

続日本書紀(養老6年 722年)には、元正天皇が救荒作物として

大麦、小麦と共に蕎麦の作付けを奨励しています

 

でもね、いま食べられている姿とは違います

「蕎麦」と聞くと多くの人は

ざる蕎麦などの切った蕎麦を思い浮かべますよね

外国人の方に私の職業を説明するときでも

Japanese noodle Soba と言わなくても

Sobaだけでこの様に↓

イメージしてくれます

 

このスタイルの蕎麦になったのは室町時代と言われていますが

あまり定かでなありません

どのように食べられていたかというとこんな感じ↓

そばがきなんですね

他には、団子やお焼きにしていたようです

 

というように女性の強い味方の蕎麦ですが

私が蕎麦に魅了されたのは

 

蕎麦打ちには日本文化が集約されていたからなんです

日本文化を代表するものとしては多くの方は

茶道や書道、日本舞踊や武道など、いわゆる○○道といわれるものを思い浮かべると思います

私自身、和文化と日本文化の違いという点で○○道というものは

極めたものとして表現しています

(和文化は、かつては家庭で培われたもの・・・お母さんの手作瑠の「和食」

日本文化は、それを極めたもの・・・修行した板前さんの作る「日本料理」という私独自の定義)

 

蕎麦打ちは、○○道というほどの物では決してありません

でも、その動きの中には

しっかりと日本文化の極めた動作が生きているのです

ただ、水を加えて打つだけのことですが

蕎麦は温度が高くないとつながりにくい性質をしているので

打ち方に、かなりの工夫がいります

 

 

その「工夫」というところに日本人ならではの知恵が沢山詰まっているのです

その一つをあげると、木製のケースや和紙を使うのは乾燥に弱い蕎麦を守るための工夫なのです

 

蕎麦が世界中で作付けされているって知っていましたか?

簡単に作付けできるだけあって

蕎麦は世界中で作付けされています

その国ならではの食べ方をされているのですが

うすく伸ばして細く切って食べる食べ方は日本だけです

 

日本人のの誇りと思っています

蕎麦は、水を加えた時点で劣化が始まると言っても過言でない位の

発酵食品です

劣化するので、当然身体の良くない方の発酵食品です

だから、早く打った方が美味しいとされているのです

蕎麦の3たて(引き立て、打ち立て、茹でたて)は

鮮度良くいただく目安です

 

だから、日持ちどころか時間持ちしないのです

ちなみに、フランスのガレットは日持ちさせるために

カリッカリッに薄焼きにして保存したのが始まりだそうですよ

 

私たちの祖先は

半製品にすることで日持ちさせるという方法を見つけました

それが今、私たちが食べている蕎麦なのです

素晴らしいではありませんか

 

蕎麦を通して日本の良さを再確認してもらいたい!

そんな、世界で唯一の食べ方である蕎麦を通して(日本食としては蕎麦以外にも沢山ありますが)

日本を再発見してもらいたいという思いがあります

 

それは、私自身が病気をして人生のどん底に落ちたと思った時に

友人の励ましで蕎麦打ち教室を始めて蕎麦打ちを通して

改めて日本人のすばらしさに気づかされれた事がきっかけです

 

今でも蕎麦打ちの工程は

江戸時代からほとんど変わらないと思います

そこには、日本人の工夫と知恵と愛情が沢山込められているのです

 

美味しく食べてもらう為に

一秒でも早く打とうと思う思いこそが

日本人ならではの「思いやり」「まごころ」「おもてなし」なのです

 

外国人に蕎麦打ち教室をしてみると・・・

国籍は関係ないなと思います

一生懸命に、美味しいそばを打とうと思う気持ちから

皆さん本当に上手に打たれます

日本独特なものという認識が高いからなのではないでしょうか

 

なぜ、そうするのか?と言いうところを説明しますと

皆さん、日本人の考え方が素晴らしいと言います

体験教室をしていて、日本人として本当にうれしいです

 

だからこそ、もっと広めたい!

女子ブームだけしで終わらせたくない「蕎麦」!!

これまでもご病気の方が、「蕎麦ならいい」とお医者様が言ったとのことで

ご来店いただいているお客様も多いのですが

出来れば、日ごろから蕎麦に親しんでいただけたらもう少し

症状も軽く済んだのではなかと思ます

 

せめて1週間に1回位は蕎麦を

お召し上がりいただきたいものです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蕎麦の女子人気あがってる!?

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