鏡開きと言っても・・・
最近では、お餅の形のケースに個包装されたお餅が入っていたり
もう、お餅でなかったり
といろいろになってきましたね
我が家でもしばらくは
作り物のお餅を飾っていましたが
数年前から
また、本物のお餅を飾っています
なぜ本物にこだわるのか?
というと
それは、なぜ飾るのか?ということになるのです
飾るというよりはお供え
ということはご存知の方も多いと思います
じつは
鏡餅には重要な意味があったのです!
その意味を数年前に知ってから
本物に変えました
ではその意味とは
神様の居場所だったのです
まずは
神様が玄関から入ってこられるところから
玄関にいらした神様は
靴がたくさん置かれていたり
靴が散乱していて通り道がないと
「このおうちには入れないな~」と帰ってしまわれるそうです
だから玄関の真ん中には
靴を置かないようにするんです
次に神様は居場所をさがされます
物がたくさん散らかっているお部屋にはやはり入られません
人がいるお部屋やだれだれの部屋と決まっているお部屋にも入られません
そこでいつも神様がここならみんなの邪魔にならず
ゆっくりできると
トイレに入られるのだそうです
だからトイレが汚れていると
やっぱり帰ろっということになってしまうんですね^^;
そしてお正月には年神様にお供えをする為に鏡餅を飾りますよね
鏡餅はもともと神事に使われた鏡に由来しています
三種の神器にもありますし
昔は権威の象徴でもあった鏡ですから高価なものの一つ
お供えするにはやはり鏡になぞらえたものを考えたのではないでしょうか?
そしてその鏡餅こそ
年神様のお正月の居場所なのだそうです
年神様がお帰りになられた後には
そのお餅をありがたくいただくということなのです
鏡餅の食べ方どうしていますか?
私が子供のころは
家の作りも昔ながらの木造でしたので
カビが生えるといってもそれほどではありませんでしたし
鏡餅の大きさも今と比べるとかなり大きかったので
カビを取り除けば食べ応えのある量でした
家族でぜんざいにしていただきました
今は鏡餅も小さめで部屋の温度もかなり高い
そんなことから
カビの面積が多くなり
処理もしにくいですよね
今年の鏡開き↓
そして何より
鏡餅のぜんざいはお餅が固くて
子供のころの私には
神様のありがたみより
やわらかいお餅のほうがいいと
罰当たりなことを思っていました><
近年の我が家で人気の食べ方は
あられにするのです
カリカリになっているところがサクッ!サクッ!になり大変に美味しゅうございます
しばらくは燻製ピーナッツと一緒に
単品のコーヒー、紅茶につきます^^
鏡開きの後は
15日の小正月に門松を片付けます
その時に門松のお話をしたいと思います。
また、読んでくださいね~^^