生まれてはじめての蕎麦の実収穫体験です。
収穫は大変!
ご覧のような感じで実がなるのですが
一粒ずつ取っていては効率が悪いので
根元の実から一気に手ですうっと集めます
でもね
実以外の物もいっぱい入るわけです
実にならなかったお花の殻とか・・・草とか・・・
草がたくさんなのは
私が、草取りに行かなかったせいです、はい、自業自得。
いい感じの収穫状態は
こんな感じ
見るからに取りやすそうですが
なにせ、雑草がいっぱいの中
見つけるのも大変
「だんだん目が慣れてくる」
畑の主の日比野氏にそう言われて格闘すること1時間半
何とか量を確保
とはいえ
この袋のほとんどが一緒にとれた蕎麦以外の草などなので
このうち1/3くらいあったらいいな
みたいな感じです
乾燥に1週間
まだこれから1週間ほど乾燥させてから選別して
からの蕎麦打ちとなるそうです。
初めて収穫の蕎麦は、田舎蕎麦と決めています。
殻が多めの引きぐるみで
太めの蕎麦
じつは一番好きな蕎麦
田舎蕎麦とは、ほとんど殻がついた黒いそばのことを言います。
太めで、のど越しでいただく江戸きり蕎麦とは、見た目が大違い。
そして、味も大違い。
どちらが好きかは好みですが
個人的には田舎蕎麦が大好き!
ただ、相当、新鮮でないとおいしくないのです。
だから取り立ての蕎麦でいただく新そばの田舎蕎麦は期待大!です。
おそらく数人分のみ
まだ、実だけにしていないので量がわかりませんが
4~5人分くらいあればいいところかと思います。
きっと、私一人で食べてします…!?
今まで以上に恵みに感謝!
先日の蕎麦打ち教室にて生徒さんが
「蕎麦打ちがこんなに大変とは思わなかった。
これからは心して感謝していただきます。」
とおっしっていましたが、
今日の私がまさにそう!
もう!一粒がどれだけ大変か!
あっ
普通蕎麦の収穫は、手摘みではなく
コンバインなどを使って一気に刈り取り、機械で選別するのですが
かなりこぼれるんだろうな~と思います。
一粒でも多く無駄にしないように
自然に感謝しながらいただく手摘みの田舎蕎麦
あ~年越し用かな~!!
たった1粒からたくさん実がなります
ほかの改良された食物に比べると収穫効率の悪いそばは、
肥料がいらず(枯れた土地で実をつけるため、肥料を与えると逆に育ちません)
作るのが簡単なのですが、そのためコメに比べて効率が悪いのです。
唯一収穫の効率を上げるための処置が、除草剤を撒くというくらい。
(海外などでは、空から種と除草剤ををまきコンバインで刈り取るという
効率的な方法ですが・・・)
うまく発芽すれば、一粒の種から数十粒の種が取れます。
これってすごい!と思うのです。
たった1個の命から20個も30個も命の元が生まれるんです!
ほんと、大切に頂かなくては!
そして帰りには
素敵な銀杏並木が紅葉で綺麗!
信号待ちでやっとパチリ