平成29年10月27日午後より開催いたしました。

 

はじめての蕎麦打ち

参加の皆さん、はじめての蕎麦打ち体験だったそうです。

打っている途中から

「蕎麦打ちって大変なんですね。

今度から、手打蕎麦を頂く時には、もっと感謝していただきます。」

とまで言ってくださり

私の方が感謝、感謝です。

 

人それぞれ

いつもそうなんですが

蕎麦打ちは同じ分量で同じように同時に打っても

体温や時間のかかり方によって

かなりの違いが出ます。

特に違いが出るのが、体温差です。

 

なぜ体温により違うのかと言うと

体温が高いと

水分の蒸発が早く、乾燥するため、沢山の水が必要になります。

 

そしてスピード

蕎麦は、早く打てば打つ程良いとされています。

もちろん早さ以外の技術にもポイントはあるのですが

早く打たないと、どんどん乾燥が進むからです。

 

さらに早さは、打つ時だけではありません

蕎麦は劣化しやすいので、打つ時にも、打ってからも、茹でてからも

早いに越したことはないのです。

それは、蕎麦は発酵食品ですが、発酵が進むと身体にはよくない

発酵食品だからなんです。

 

だからこその3たて

挽きたて

打ちたて

茹でたて

の事を「蕎麦の3たて」と言います。

これは私の個人的な目安ですが(しかも二八蕎麦の場合)

挽いて 3日以内

打って 24時間以内

茹でて 5分以内

が美味しいと思います。

 

ただし

茹でてから冷たい状況にあると伸びにくいので

おしゃべりを楽しみながらお蕎麦を食べた時には

ころ蕎麦がおすすめです。

でもでも、なるべく早めにお召し上がりくださいね。

↑こちらは鴨蕎麦のころです。

 

 

蕎麦打ち教室でした~^^

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