今年の中秋の名月は、一昨日の平成29年10月4日でした。
旧暦の8月15日にあたる日です。
ところが、この15日が必ず満月と言うわけではなく、だいたいなのです。
「だいたい」って!?
厳密には、一昨日の十五夜は、13.9日となります。
これは月の動きに関係していて、かなずしも満月となる訳ではないのです。
今年の満月は今日の6日となります。
そもそも中秋ってどういう意味?
中秋とは、字のごとく秋の真ん中と言う意味。
だから、「中秋の名月」とは、「秋の真ん中の一五夜」と言う意味になります。
では、その秋の真ん中はいつかと言うと、旧暦の8月15日の事になります。
旧暦の秋は、7月8月9月なんですね。
余談ですが、「朝顔」の季語は秋です。
秋の七草のひとつです。
観月は結構つづく
一五夜の中秋の名月に始り
十六夜(いざよい)
立待月(たちまちづき)
居待月(いまちづき)
臥待月(ふしまちづき)
更待月(ふけまちづき)
と一週間近くも楽しむんですね~
毎日の少しづつの変化を感じ取るかつての日本人は、心が豊かだったのだと思います。
でもだんだん寝ながら待つなんて、おちゃめですが・・・
ゆっくりと時間が楽しめていたんですね~
なぜこの時期!?
この時期は、空が澄んでいてお月様が綺麗にみられることから、お月見をしたそうです。
同じような理由かな? 体育の日が10月10日だったのは、もっとも快晴の日がおおい事からだそうです。
今日は、あいにくな天気のようですが、それなりに楽しみたいですね。
↓写真は、中秋の名月に合わせた
Soba Cafe 日本の暮らしのコーヒーセットのお菓子です。
一応、バナナが満月。
中秋の名月