第2水曜日の和裁教室を終えてみて
3月14日(水)の18:00~21:00水曜日のコースの第1回目が終了いたしました
おかげさまで4人の参加がありました
1人でもいたらいいなと思っていたのでとても嬉しかったです
参加された方のほとんどが、時々着物をお召しになられる方でしたが
縫うのは、皆さんほとんど経験がなく
割り稽古に用意した手縫い風呂敷は宿題となりましたが
「運針の練習になるからちゃんとやりたい!」とかなり前向き!!
鬼のようですが・・・
今後も長い直線縫いの小物づくりをどんどん入れていこう!と思いました^^;
寸法決めや用尺計算も四苦八苦しながらも楽しくできました
10年前に比べて集まりやすくなっている?
と感じます
もちろん、インターネットの普及が大きいでしょうが
そもそも興味がなければインターネットを使っても集まりません
10年前にもすでにmixiで毎日ブログを書き、集客していましたから
すごく大きく変化があるとも思えません
mixiの足跡が100はあったと記憶しています
着物を着て食事に行くイベントなどをしており
10人ほどで覚王山を散策してランチする企画などをしていました
違いが出るのはワークショップ
簡単に1~2時間で終わるようにと
扇子(せんす)や団扇(うちわ)に絵を描いたり
手縫い風呂敷などのワークショップを開いていましたが
大人にはあまり人気がなく
小学生くらいの子供に人気でした
それはそれでいいのですが
基本、和文化系の手作り物は人気がないと認識していました
<ちょっと余談>
和文化と日本文化
あまり明確な定義はないようですが
私なりの定義があります
和文化とは;家庭の中で培われていく日本人としての基本的なこと
分かり易く言うと、お母さんが作ってくれる和食
日本文化とは;家庭で身についた日本人としての基本的なことをもっと極めたもの
分かり易く言うと、修行した板前さんが作る日本料理や
修行したお坊さんが作る精進料理など
かつては各家庭で身についた和文化が
今ではもうほとんどなくなってきています
その和文化を少しでも知ったり体験したりできるようなお店にしたいと思い
「Soba Cafe日本の暮らし」とつけました
<余談から戻る>
正直今回は、まだ浴衣の生地が売っていないこともあり
各曜日に一人ずついればいいと思っていました
自分のためでもある和裁教室
これまで和裁習得の為に
沢山ノートをとり、本もたくさん買いました
蕎麦打ちもそうですが
和裁もいろんな方法があり、どれが正解というものでもありません
ですが、自分に合った縫い方、好きな縫い方、早くできる縫い方などがあり
自分だけのちゃんとしたノート、というよりはテキストを
ずっと作りたいと思っていました
いろんな方法があるけど、とりあえずこの方法なら
初心者でも縫えるよ!というものが作りたかったのです
だったら教えながら作ればいい
という事で教室を開くことにしました
自分が納得いく教え方を考えたり、分かり易い見本を作ったりしていると
とても楽しい~^^
楽しくが一番
正直浴衣といえども、1枚縫い上げるには大変な労力が必要です
だから、少しでも楽しめるように
簡単な割り稽古(部分的な練習)の物で日常や着物を着た時に使えるものをいれたり
見るだけでも楽しめるような縫い方見本を作ろうと思います
気が遠くなる
というのが初めて浴衣を習う時の感想です
今回の生徒さんからもそんな声が聞こえましたし
私自身もそう思いました
でも!あきらめずに少しずつでも針を進めれば必ず完成します
今年の夏は自分で縫った浴衣を着て蕎麦を食べる「浴衣会」が
できるように、皆さんをサポートして行きます
まだまだ間に合いますよ
基本は月に1~2回ですが
補習として毎週火曜日と水曜日の午後3時~午後6時まで
時間の用意があります
浴衣の反物が市場に出回り始める5月の連休明け位に反物を買っても
頑張れば、夏までには完成させることも可能です
反物を買う前にもしなくてはいけないことがあるので
興味のある方はお気軽に連絡ください