蕎麦についてもっと皆さんに身近に感じていただけたらと思います。

時々、蕎麦のお話もしていきたいと思います。

お米よりも古い蕎麦

そばが食べれれていた記録は、縄文時代や弥生時代にもあり、大変長く食べられている食べ物です。

また、世界中で取れています。玄以の輸入先は、中国、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドが中心です。

生産面積上位となると、ロシア、中国、ウクライナ、アメリカ、ポーランドあたりとなります。

ちょっと古いデータですが、2008年では、日本の生産面積としての順位は8位です。

順位は低めですが、国の面積から考えると、決して低くはないですね。ヘクタール当たりでみるとあまり高い方ではないので、何とも言えませんが、沢山作っている方と思いますし、さらに輸入もしている訳ですから、かなり小比率は高いのではないかと思われます。

 

蕎麦の食べ方

日本以外のほとんどの国では、蕎麦の実をそのまま調理するか、粉にしてから水や牛乳などを混ぜて作る焼き物がほとんどです。中には、新芽のスプラウトを食べる方法もあります。

一部、麺として食べる国はありますが(中国、朝鮮、ブータンくらい)いずれも、日本の蕎麦とは、かなり違います。

世界を見ても今、私たちが「蕎麦」と言うと思い浮かべるざるそばなどの状態の食べ方は、世界になく、日本独特の食べ方です。

また、その日本独特の食べ方も、室町時代頃からと言われていて、蕎麦自体の歴史から見ると、比較的新しい方ではないでしょうか。

しかも庶民が気軽に今の蕎麦のスタイルで食べ始めるようになったのは、江戸時代からです。

 

どうして日本の蕎麦が生まれた?

もともとお坊さんが考えたと言われています。

精進料理の一種だったんですね。

その詳しい経緯などは、実はよくわからないのです。

だから、推測するしかありません。

これは、あくまでも私の推測にすぎませんが...

 

蕎麦は非常に足のはやい食べ物です。

言いかえると悪くなりやすい。また、すぐにのびてしまい、美味しくなくなるのです。麺だけでなく。蕎麦がゆや、蕎麦がきなどもそうです。

さらには、発酵するのですが、これがまた、身体に悪い方と来ていますから手に負えません。ちなみに発酵して赤みがかかった蕎麦を食べるとかなりひどくおなかをこわすそうですから、古い生蕎麦には十分にお気を付けください。

そして日本は湿度が高く、蕎麦には苦手な風土。水が加わると劣化が始まると言ってもいいくらい。3たて(挽きたて、打ちたて、茹でたて)のように早く扱わないといけない理由はここにあります。

だからこそ、茹でるまでの間に、少しおいておける状態、いわゆる半製品の状態の蕎麦打ちが考えられたのではないかと、思います。

 

今日のお話はここまでにします。

今後、蕎麦のお話は色々広げていきたいと思います。

また是非、読んでいただけたらと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

意外と知らない蕎麦のお話

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