蕎麦は身体に良い食べ物

お客様の中には、「蕎麦なら食べていいとお医者様に言われた。」とか、「ガンの治療食に蕎麦がいいと聞いた。」などとご来店いただくお客様があります。大変ありがたい事です。

では、蕎麦がどうからだによいのでしょうか。

ルチンが豊富

蕎麦の中には「ルチン」と言う、抗酸化酵素の強いポリフェノール成分が含まれています。ビタミンPとも呼ばれています。

そして、たくさんの効用があります。

前出の「お医者様が蕎麦なら食べていいといった。」と言う方の場合に考えられるだけでも、心筋梗塞、糖尿病、脳溢血、高血圧、動脈硬化など、沢山考えられます。

 

一日の必要量

1日のルチンの必要量は、30mgと言われています。

そして、蕎麦100gの中に約30mgのルチンが含まれていると言われています。小麦の混入量による多少の誤差があるものの、1日1回蕎麦を食べればクリアできます。

 

夏に蕎麦を食べない蕎麦通は間違い?

蕎麦は、夏にも収穫されますが、大多数は秋に収穫されます。ですから、収穫前の蕎麦は、通には美味しくないと言われることがあります。

また、湿度に弱いことから、梅雨に入ると『蕎麦がひねる』と言います。

確かに、梅雨あたりから大変まとまりにく、打ちにくくなります。ですから、どの蕎麦屋さんも、それなりに打ち方を変えています。ちゃんと美味しくなるように、工夫しているんですよ。

確かに、収穫したての蕎麦は美味しく、打ち方も楽です。そして美味しい。

でも、前にも書きましたが、「美味しい≠身体に良いもの」と言うときがあります。この収穫前の蕎麦こそがその「美味しい=身体に良い」なのです。

 

収穫前と収穫後の違い

収穫前の蕎麦は、味覚だけでいえば、収穫後に劣るかもしれません。

でも、身体に与える効果から考えると、収穫前の蕎麦の方が優れています。

それは、季節による人の身体に与える影響と蕎麦の効果によるものなのです。

 

蕎麦には、身体の中にこもった熱を適度に取り除いてくれる作用があります。だからこそ、梅雨入りしたころから夏にかけて、冷たくてのど越しの良い蕎麦は、食べやすいだけでなく、身体にも良いのです。食欲のない時にでも、ざるそばなどの冷たいお蕎麦は、食べやすいですよね。

 

季節に合った食べ方こそが一番

蕎麦の性質や、日本の風土を考えると

夏には、ざるそばなどの冷たいお蕎麦

冬には、身体の温まるかけそばがいいのです。

蕎麦には、身体を冷やす以外には様々な効用があります

 

蕎麦の効用

心疾患を予防(血液をサラサラにします)

糖尿病を予防(インスリンの分泌を即します)

認知症を予防(脳細胞の酸化を防ぎ活発化させます)

毛細血管のを強化(血友病の改善にも期待が出来ます)

腸製作用(胃や腸を整え、便秘・下痢を改善)

抗酸化酵素(身体のだかでコラーゲンを生成しやすくします・ビタミンCと一緒に取ると効果的)

 

Soba Cafe 日本の暮らしの工夫

夏には、蕎麦の特性を生かした、様々な冷たいお蕎麦を用意しております。

特に、すだち蕎麦は贅沢にスダチを2個丸ごと絞っています。活性酸素を取り除く力が抜群のすだちとルチンたっぷりの蕎麦で、夏を乗り切りましょう。大変に美味しい、夏ならではのお味です。

 

冬には、柚子白蕎麦があります。

碧南のしょうゆメーカー『日東醸造』さんが足助の井戸水で仕込み、完全無添加で復刻させた昔ながらの白しょうゆの一種。(現在の法律では、大豆が使われていないと醬油とうたえないため、「白たまり」としています。

体が温まる柚子と組み合わせることで、身体にいいだけでなく、美味しいお蕎麦にしています。

 

 

 

夏こそ蕎麦!蕎麦を食べて健康に!

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